尚、私の競走馬の評価は、次の6通りです。
AAA1 | GⅠクラス |
AAA2 AA1 |
GⅠ・GⅡクラス |
AA2+- | GⅡ・GⅢクラス |
A2+- | GⅢ・Lクラス |
B | 条件級クラス |
ただし、評価がAAA1であっても必ず競走馬として成功するという保証にはなりません。例えば、ディープインパクトの全兄弟であるブラックタイドやオンファイヤは、競走馬として成功したとは言えません。全兄弟という事は、血統表の上ではまるっきり同じです。にもかかわらず、成功する馬とそうでない馬が出てくるという事は、血統表で成功できるかできないかを判断するには、限界があるという事です。しかし、成功した馬は、必ず私の名馬の配合理論を満たしています。つまり私の理論は、名馬になるための必要条件なのです。
オグリキャップは、突然変異なのではないか?こういう類の話は、よく耳にします。無理もありません。父のダンシングキャップの戦績は、20戦5勝(内グレード競走勝ちなし)また、母のホワイトナルビーは、公営笠松競馬で走っていた馬です。父も母も競走馬としては、 ごく平凡な馬でした。にもかかわらず、オグリキャップという偉大な名馬が、出現してきた秘密を探りたくて血統の研究をするようになりました。私の作り上げた名馬の配合理論を持ってすれば、この疑問に見事に答えることができます。
驚かれるかもしれませんが、父のダンシングキャップ、母のホワイトナルビーどちらもAAA1の配合です。もちろん、オグリキャップ自身もAAA1の配合です。オグリキャップは名馬になるべくしてなった馬です。私は、オグリキャップを説明できないような理論は、理論としては不完全だと思っております。オグリキャップは、突然変異ではありません。