セレクトセール2023の結果

セレクトセールの高額購買馬(1億円以上)の配合診断を掲載します。(Million Yen)

1歳馬
インクルードベティの2022  A2 (310)
パレスルーマーの2022  A2 (310)
コスモポリタンクイーンの2022  A2 (300)
アイムオールレディセクシーの2022  A2 (290)
グリーンバナナズの2022  A2 (270)
アンチュラスの2022  AA2 (250)
ソルヴェイグの2022  A2 (220)
ヤングスターの2022  A2 (210)
ドナブリーニの2022  AA1 (210)
ブルックデイルの2022  A2 (210)
スペシャルグルーヴの2022  A2 (200)
カジノブギの2022  A2 (190)
スパイスドパーフェクションの2022  A2 (170)
ダイヤモンドディーバの2022  A2 (170)
アレイヴィングビューティの2022  A2 (170)
ラサルダンの2022  A2 (160)
リリサイドの2022  A2 (160)
ファイナルスコアの2022  AA2 (155)
ポロンナルワの2022  A2 (145)
クイーンビーの2022  A2 (135)
リリーズキャンドルの2022  A2 (130)
デックドアウトの2022  A2 (130)
ストリートバンドの2022  A2 (125)
コンドコマンドの2022  A2 (120)
ティファニーズオナーの2022  A2 (120)
ウィープノーモアの2022  AA2 (115)
ダイワズームの2022  A2 (115)
ワイルドウインドの2022  A2 (110)

当歳馬
コンヴィクションの2023  A2 (520)
ファディラーの2023  A2 (380)
バイバイベイビーの2023  A2 (330)
ピクシーホロウの2023  A2 (330)
キラーグレイシスの2023  A2 (320)
セリエンホルデの2023  A2 (300)
ウォークロニクルの2023  A2 (290)
シーズアタイガーの2023  A2 (280)
コールバックの2023  A2 (260)
カジノブギの2023  A2 (260)
サロニカの2023   (260)
ドナブリーニの2023  A2 (210)
ミカリーニョの2023  A2 (210)
シーウィルレインの2023  A2 (200)
コンテスティッドの2023  A2 (200)
アメージングムーンの2023  A2 (190)
ワイルドフラッパーの2023  AA2 (190)
セレスタの2023  A2 (190)
モアナの2023  A2 (170)
パーソナルダイアリーの2023  B (170)
スウィッチインタイムの2023  A2 (170)
ビューティフルギフトの2023  AA2 (160)
ファンスターの2023  A2 (160)
ジョイカネラの2023  A2 (150)
エントロピアの2023  AA2 (145)
ラルケットの2023  A2 (145)
ゴーマギーゴーの2023  A2 (130)
カレドニアロードの2023  A2 (125)
カイザーバルの2023  A2 (125)
ルナベイルの2023  A2 (120)
ケンホープの2023  A2 (115)
オールドタイムワルツの2023  A2 (110)
ダンダラの2023  A2 (110)
ハーレクイーンの2023  A2 (105)
ベルヴォーグの2023   (105)

*配合評価がそのまま成績を保証するものではありません。

ダービー私見

競馬主要国のダービーが、一通り終了しましたので、ここでダービーに関する私の考えを
披露させていただきたいと思います。
ご存知のように、ダービーは3歳の春に施行される3歳限定のレースです。
競走馬にとっての3歳春という時期は、人間に例えると16~18歳位の年齢です。
つまり、ダービーは高校生のレースなのです。新人戦といってもよいでしょう。
新人戦に何でこんなに熱狂するのかよく分かりません。
こんなことを言うと、必ずこう言う人がいます。
「ダービーは、生涯一回しか出られないレースですよ」と。
ダービーに限らず、2歳限定、3歳限定のレースは、すべて生涯一回しか出られません。
競走馬にとっては、新馬戦、未勝利戦、ダービー、或いは他のレースの区別がつきません。
馬は、常に一生懸命走ります。
競馬の主役は、人間だという考えが根底にあるのではないでしょうか。
ジョッキーに言わせれば、ダービージョッキーになりたいと言うし、オーナーに言わせれば
ダービー馬のオーナーになりたいと言うし、調教師に言わせれば、ダービー馬を手掛けてみたいと言います。
どうやら、人間にとってはダービーというタイトルは、特別な意味を持っているようです。
しかし、競馬の主役はあくまで馬です。人間は脇役に徹するべきです。
ダービーから競走馬としての生活が本格的にスタートするのです。
ところが、人間は、ダービーがゴールだと思っています。
まだ、骨も固まっていない時期にハードな調教をしたり、ダービーの出走権を得ようと無理してトライアル
を使ったりしたために故障し、ダービー出走どころか引退を余儀なくさせられた馬も少なくありません。
それは、人間のエゴにしかすぎません。
「ダービー」という言葉の響きに騙されていませんか。
フランスのように、ジョッケクラブ賞とでも名称を変更したら、随分とイメージが変わってくるのでは
ないでしょうか。でも中身は変わりません。つまり、イメージの問題なのです。
私は、ダービーをいつも冷めた目で見ています。
ダービーに勝ってそれ以降一度もG1レースに勝てなかった馬は、過去にはたくさんいます。
それではダービー馬としての価値はありません。
否、もともとダービー馬としての価値は、それほど高くはないのです。単なる新人戦ですから。
人間の側が、早くダービー至上主義から脱却するべきだと思います。
競走馬のために。